菌やウイルスが心配…子供用マスクはいつから?赤ちゃんはつけられるの?

菌やウイルスが心配…子供用マスクはいつから?赤ちゃんはつけられるの?

病院や日常生活の中で「子供を菌やウイルスから守りたい!」と思うお母さんは多いでしょう。風邪などの感染対策や、エチケットとして子供にマスクをつけさせたい方に向けて、子供用マスク選びのポイントや注意点をご紹介します。

マスクって何歳からつけていいの?

マスクって何歳からつけられるのだろう…と考えたことありませんか?マスク着用は何歳からと一概に言い切ることはできませんが、市販されているマスクのなかには1歳半から使用できる赤ちゃん用マスクもあるようです。

乳幼児期のマスク

乳幼児期は予防接種や検診で病院に行く機会も多く、通院する際は病気がうつらないか心配される親御さんもいると思います。乳幼児期は免疫力が未発達なため、風邪が流行している時などは特に気になりますよね。

メーカーによっては、対象年齢が1歳半からとしているマスクも存在します。マスクを嫌がる子も多いですが、好きなキャラクターがプリントされたマスクや、家族でマスクをつけて「おそろいだね!」と見せる事でお子様の安心感も上がるでしょう。

学童期のマスク

小学校に入ると集団生活が日常となりマスクの出番が増えます。この頃からはマスク自体を嫌がる子は減りますが、耳が痛いなどの理由でマスクを苦手に感じる子もいるため、嫌なポイントを消去できるマスク選びが大切です。

子供用マスク選びのポイント

皆さんが普段目にしているマスクは「家庭用マスク」と呼ばれるタイプです。店頭には沢山の種類が並んでいるだけに、どれを選べばいいのか悩むお母さんは多いでしょう。

そこで、子供用マスクを選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。子供用マスクは、お子様が嫌がらないこと・小さなお子様だと特に安心感が大切です。ポイントを押さえてお子様にぴったりのマスクを見つけて下さいね。

素材

家庭用マスクの主な素材は、ガーゼタイプと不織布タイプがあります。ガーゼタイプは保湿効果を期待するもの、不織布タイプはフィルタ機能に優れており、使いきりマスクに多い素材です。衛生面を考えると、お子様には使いきりマスクである不織布タイプがおすすめです。

マスクの形は、大きく分けて平型マスク、プリーツ型マスク、立体型マスクの3種類。保湿目的に使うのであれば平型のガーゼマスク。対策目的には使いきりマスクのプリーツマスク、立体型マスクがおすすめ。目的に合わせて選んで下さい。

幼児期に重要なポイントは柄です。お子様が喜ぶお気に入りのキャラクターが描かれたものなどを選ぶと、マスクへの不安感も拭えます。

耳が痛くなりにくいもの

子供は耳かけゴムが痛いなど、少しでも不快に感じるとマスクをつけてくれないなどの悩みに繋がる可能性も。耳かけ紐(ゴム)は痛くなりにくい工夫がされているものを選んであげましょう。

マスクのサイズ

せっかくマスクをつけても、顔のサイズに合わず隙間ができると期待する役割が得られないことも。マスクに関しては“大は小を兼ねる”ことはありませんので、お子様の顔のサイズにあったものを用意してあげて下さい。

マスクをつけるシーンにもよりますが、お子様が寝転がって遊んだり休んだりする時には安全を考慮し、ノーズフィッター(針金や特殊樹脂)が入ってないものをおすすめします。万が一、目に刺さったりしては危険です。少しでも危険な要素は取り除いておくと安心ですね。

子供がマスクをつける際の注意点

顔の面積の多くを覆うマスクは、子供(特に小さなお子様)がつける時は十分な注意が必要です。菌やウイルスの対策以上に大事なのは、お子様の安全。子供がマスクをつけ、安心・安全に過ごすための注意点をご説明します。

保護者の目の届くところに子供がいる時にだけつける

幼児がマスクをつける場合、窒息の可能性が無いとは言えません。各メーカーから販売されているマスクは安全を考慮して設計されています。ですが、必ず保護者が見ていることが出来る時だけにつけるようにして下さい。

眼鏡をかけてのマスクには曇らない工夫をする

日頃から眼鏡をかけているお子様が、マスクをつけて眼鏡がくもると、マスクは嫌という印象になりかねません。眼鏡をかけているお子様には、眼鏡が曇らないような工夫をしてあげて下さい。「 フィッティPLUS+めがねのくもり止め」はレンズにたらして拭くだけで曇りにくくなる簡単な曇り防止アイテム。レンズクリーナーにも使える便利なくもり止めです。

マスクだけではなく手洗い・うがいも忘れずに行う

マスクは菌やウイルスの感染を軽減する役割を担っていますが、マスクをつけているだけでは不完全。マスクをつける際は「手洗い・うがい」を平行して行うことが大切です。マスクは清潔でも手指が汚れていては意味がないので、せっけん等を使ったこまめな手洗いとうがいをするよう心がけましょう。

長時間同じマスクをつけない

見た目ではわかりませんが、長時間つけたマスクは雑菌の宝庫です。また、落としたマスクをそのまま使い続けたりしていませんか?床に落としたり、マスクからニオイを感じたら交換してあげて下さいね。ガーゼタイプは洗濯することで繰り返し使えますが、繊維がほつれないよう優しく手洗いし、漂白剤は使わないで下さい。使いきりタイプは1日1枚が目安です。

子供が不快に感じないマスクを選ぶ

気付いたらマスクがない…というシーン、ありませんか?子供は不快なものは排除してしまいます。大事なものは離さない、という子供の習性を利用し、マスク選びのポイントを参考にその子が快適に感じるマスクを選んであげて下さいね。

おすすめの子供用マスク

ドラッグストアなどで手軽に入手できるマスクは、お子様がマスクを嫌がらずに着用できる工夫された商品がたくさんあります。その中からおすすめしたい子供用マスクをご紹介します。

キャラクタープリント

バンダイ ちいさな立体マスクシリーズ

TVでもおなじみのアンパンマンや機関車トーマスなどお子様が好きなキャラクターが描かれた立体マスク。こちらも幅広ゴム、不織布三層フィルタで、息がしやすく口元に隙間ができるよう設計されています。

ピジョンはじめてのマスク

立体ドーム型になっていて、かわいいクマのイラストが大きくついています。立体ドーム型は口と鼻にゆとりができるため、息苦しくなりにくい形です。ベビー用品メーカーのマスクで、1歳半からつけられます。

手作り

マスクはお好みの生地を使って手作りすることも可能ですが、販売されているマスクのような高性能フィルタは作ることができないので保湿目的のマスクになります。メーカー品は衛生面・安全面を考えつくし設計されたものですが、手作りマスクは快適に着用できるかどうかは作り手次第。生地、縫い糸、耳かけゴムなど、あなたなりの工夫で快適さをプラスしてあげて下さいね。

デコレーション

無地の使いきりマスクに、お好みのシールやスタンプを使ってデコレーションすることで、簡単にかわいいマスクが作れます。ただし菌やウイルス対策が目的であれば、マスクは包装から出した清潔な状態での使用が理想的。お子様にマスクをつけた後、シールを貼る程度にしておくのがおすすめです。

子供に合ったマスク選びを

大人でも、慣れないとマスクをずっとつけるのは大変ですよね。風邪などの対策としてマスクを取り入れることは大事ですが、嫌がる子供には無理やりつけさせるのではなく、工夫することで子供がマスクを外さないようにトライしてみましょう。

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