街でよく見かける間違ったマスクのつけ方集

街でよく見かける間違ったマスクのつけ方集

花粉や風邪の対策や飛沫の飛散防止策としてつけるマスクですが、あなたは正しいつけ方をご存知ですか。街中では間違ったつけ方をしてしまっている人をよく見かけます。マスクはきちんとつけてこそ効果が出るもの!正しいつけ方を学び、マスク着用を意味のあるものにしましょう。

よくあるマスクのつけ方のNG例

普段使いでやってしまいがちなマスク着用のNGパターンをいくつかチェックしてみましょう。街中など人の多い場所では間違ったマスクのつけ方をしている人も多く、感染の原因につながってしまうこともあるため注意が必要です。

どんなNGパターンがあるのか、その例をいくつか紹介します。

口元に被せているだけで鼻が出ている

顔半分を覆ってしまうと息苦しく感じる人や、メガネが曇る等の理由で、マスクから鼻だけを出してしまう人は多いです。しかし、マスク着用の際に鼻を出したまま屋外で着用していると、鼻からのウイルスの侵入を防げないためマスクの役割を十分に果たせなくなる可能性があります。マスク着用の際はしっかり鼻も覆うことがポイントになります。

顎に引っ掛けているだけ

飲み物を飲む際などに、マスクを顎に引っ掛けておくと顎に付着している飛散物がマスクの内側についてしまう恐れがあります。飲食時に顎に引っ掛けるのはやめ、一旦マスクを外してから再度きちんとマスクを着用するよう心がけましょう。

サイズ感の合わないマスク

小顔効果があるからと顔より大きめサイズや自分の顔のサイズに合っていない小さいサイズのマスクをする人もいますが、サイズが合わないとウイルスや花粉の侵入などが防げず、マスクの効果が得られない可能性も。
マスクの効果を得るには、きちんと自分の顔に合ったサイズのマスクを着用しましょう。

最近では「大きめ」「ふつう」「小さめ」「大人用」「こども用」など、様々なサイズが展開されているため、どのサイズのマスクが自身の顔に一番フィットするのか把握しておきましょう。

耳ゴムが緩いマスク

意外と見落としやすいポイントがマスクの耳ゴム。
マスクの耳ゴムが緩んでしまっていると、隙間からウイルスや花粉が入り込む原因に繋がります。

耳ゴム部分が不織布で出来ているマスクは着脱を繰り返すと緩んでくる場合があります。緩んできた場合は自身で調節を行うか、新しいマスクに取り替えましょう。

正しいマスクのつけ方は?

ここからは、正しいマスクのつけ方を詳しく解説していきます。

マスクをつける前に手を洗う

菌などが付着しないよう、マスク着用前の手洗いを心がけましょう。

マスクの表と裏を認識する

マスクをつける際に「どちらが表でどちらが裏なのか…?」と迷う人も多く、わからずに着用している人もいますが、マスクの表と裏をしっかり把握せず着用してしまうと、マスクの役割を十分に果たせないことがあるため注意が必要です。マスクの表裏はマスクの種類により異なります。それぞれのパッケージの表記などで確認しましょう。

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マスクの上下を確認する

マスクの上下を確認する方法は簡単です。鼻にあてるノーズフィッター部分(ワイヤー部分)が上になります。

顔への着用方法

まず、ノーズフィッター部分を鼻にあて、鼻筋にフィットするようにノーズフィッターの形を合わせます。(この時しっかりとノーズフィッターを鼻筋にフィットさせるため、鼻の両脇を手で抑えるのがポイント。)

ノーズフィッター部分が鼻筋にフィットしたら、顔にフィットさせながら耳かけゴムを耳にかけます。

最後に顔の大きさに合わせてプリーツを上下に広げます。(鼻や口が覆われ、かつ頰にも隙間がないのがベストです。)

マスクの外し方

マスクの表面には菌などが付着している場合があり、手で触れると菌が移ってしまう可能性もあります。マスクを交換する際、マスクの表面には触らないように注意しながら、耳かけゴムから外すようにしましょう。

マスクを捨てる際は、表面や内側に触れないようにし、ビニールなどに入れて廃棄を心がけて。

【マスクを捨てる時にはこんなアイテムも!▼】

フィッティPlus+ 除菌消臭エチケットスプレー 50mL

マスクを捨てるときにシュッとひと吹き!
噴霧した直後に遊離塩素の酸化作用によりマスク等に付着した細菌・ウイルスを除菌!

正しいつけ方をマスターしたら、目的に適したマスクを選ぼう!

正しいマスクのつけ方をマスターしたら、次は自身の目的に合ったマスクを選びましょう。マスクには様々な種類があり、用途によって使い分けることでその効果を発揮します。

マスクには主に「家庭用マスク」「医療用マスク」「産業用マスク」の3種類あり、一般の人が日常的に使う風邪や花粉対策や保湿などを目的とするマスクは「家庭用マスク」の分類で販売されています。

近年では素材や形もバリエーションが増え、フィルタにも工夫がされているマスクも多くあるのでチェックしてみましょう。

花粉時期のマスク

花粉の季節に需要が高まるマスク。花粉の時期には、花粉対応のフィルタが使われているマスクを選びましょう。

花粉を通さないマスクの基準として「花粉〇〇%カット」という表記をチェックすることがポイントに。この「花粉〇〇%カット」は、花粉の大きさである30マイクロメートルの物質を〇〇%カットするという意味があります。

花粉の大きさはウイルスや細菌を含む飛沫(3um以上)、微粒子(0.1um以上)より大きいため、ほとんどの家庭用マスクは、花粉対策に使用することが出来ます。

風邪や感染症時のマスク

風邪やインフルエンザ等の感染症時のマスク選びは、ウイルス対応のフィルタが採用されているかどうかのチェックがポイントです。

風邪やインフルエンザのウイルス飛沫は花粉よりも小さいため、花粉用のマスクでは対策が難しい点があります。細菌やウイルスを通さない「BFE(細菌濾過効率」や「VFE(ウイルス濾過効率)」「PFE(微粒子濾過率)」、などの捕集効率のあるフィルタを採用したマスクを選ぶことが重要です。

寝ている時のマスク

起床時に喉の乾燥を感じる人も多いでしょう。就寝時に保湿性や通気性が良いマスクをつけると喉の乾燥対策ができます。

メガネ着用時のマスク

花粉対策に着用する人も多いメガネですが、メガネと一緒にマスクをしていると曇ってしまう…。メガネがかけづらい…。という方も多いのではないでしょうか。そんな人におすすめなのは、鼻の部分にスポンジがついてしっかりフィットするノーズパッド付きのマスク。

正しいマスクのつけ方を知って悩みを解決しよう!

正しいマスクの着用や、用途にあったマスク選びをしていないと、せっかく着用していても風邪の対策や喉の乾燥対策などの目的を果たせないことになりかねません。この機会に正しい着用方法、マスクの種類を知って、意味のあるマスク着用を目指していきましょう。

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