お口の乾燥が大敵!睡眠時もマスクをして風邪対策

お口の乾燥が大敵!睡眠時もマスクをして風邪対策

風邪対策に行うこととしてよく挙げられるのが「喉を乾燥から守る」こと。マスクは日中の風邪対策だけではなく、睡眠時に着用することで口や喉の乾燥対策としても役立つことをご存知ですか。ここではマスクの機能性や正しいマスクのつけ方などをご紹介します。風邪が流行る時期の健康管理に役立ててみてくださいね。

マスクをすることで本当に風邪対策は万全?

マスクは手軽にできる風邪対策です。しかしマスクをつけるだけで本当に風邪対策は万全なのでしょうか。

風邪の感染経路である空気感染・接触感染を完全に防ぐことはできない

風邪の感染経路には、空気中に漂う菌やウイルスを吸い込むことで感染する「空気感染」と、菌が付いた手で鼻や口を触ることにより感染する「接触感染」があります。菌やウイルスはマスクをつけていてもわずかな隙間から侵入してしまうこともあります。そのためマスクだけでは風邪の感染を100%防ぐことはできません。

しかし完全には防げなくとも、マスクをつけることで風邪をひいたり、人に風邪をうつしたりするリスクを低くすることができます。

咳やくしゃみで飛沫が飛び散るのを防ぐことができる

くしゃみや咳による飛沫は1m~2mほど飛び散ると言われています。
そのため同じ電車や室内にいる人がくしゃみをすると、周りの人がそのしぶきに含まれる菌やウイルスを吸い込んでしまうため感染が広がってしまいます。

風邪を引いた人がきちんとマスクをつけておけば、飛沫が飛び散るのを抑えられるため周囲に風邪をうつしてしまうリスクを軽減できます。
また、咳やくしゃみによるしぶきを浴びる可能性がある場合もマスクで飛沫を吸い込むのを防止すれば、ある程度風邪対策の効果が期待できます。

飛沫を押さえた手からの接触感染を防げる

風邪は咳やくしゃみによるしぶきを介した空気感染のほか、菌やウイルスが付着した手からの接触感染でも広がっていきます。咳やくしゃみを手で押さえた後に手すりやドアノブなどに触れると、それに触れた別の人に風邪がうつってしまう恐れが。
逆にきちんとマスクをつけておくと、手に菌やウイルスが付着しにくいので接触感染を防げます。

喉の乾燥を防ぐことで風邪の予防に繋がる

マスクの効果は「菌やウイルス飛沫の拡散を防ぐ」だけではなく、喉の乾燥を軽減する効果も。
風邪が流行る冬場は空気が乾燥していますが、のどの粘膜が乾燥するとバリア機能が落ち風邪にかかりやすくなります。そのため、マスクで喉の乾燥を防ぐと喉のバリア機能を保てるため風邪の予防に役立つのです。

感染を防ぐためにマスクは正しく着用しよう

風邪の感染防止や対策に効果のあるマスクですが、正しく着用しないと本来の効果を発揮できません。

マスクを正しく着用するためのポイントを解説します。

鼻から顎までしっかり覆う

マスクを着用する際に、口だけを覆って鼻部分はマスクから出している人もいます。
その方法で自分の咳やくしゃみによる飛沫の飛散は防ぐことはできますが、空気中の菌やウイルス飛沫の侵入は守ることができません。

風邪をうつさないだけでなく自身も風邪にかからないように、マスクは鼻から顎まできちんと覆うように着用しましょう。

ノーズフィッターを折り曲げながら鼻にフィットさせる

マスクを効果的に使用する為に大切なのは「顔にフィットさせること」です。
マスクの鼻部分に入っている「ノーズフィッター」を、鼻の形に合わせて折り曲げることでマスクと鼻、頬の間に隙間を作らずに着用できます。

以下の手順でマスクを顔にフィットさせましょう。

①マスクの表裏が正しいか確認する
②ノーズフィッターを鼻の形に合わせて折り曲げる
③顔にフィットさせながら耳かけゴムをかける
④顔の大きさに合わせてプリーツを上下に広げる

着用したものを顎に引っ掛けるのはNG

人と話す際、マスクをつけたままだと失礼な気がして、マスクを顎まで下げて話す方も多いでしょう。しかし、マスクの着用方法としてはおすすめできないつけ方です。
マスクを顎まで下ろすとマスクの表面についている菌やウイルスが顎やマスクの内側につき、予防効果が薄れてしまいます。そのため、マスクを顎まで下ろすのは避けましょう。

一日一枚を目安に使用する

衛生面から考えるとマスクは外すたびに交換するのが理想的。そのため、一度使ったマスクを再度使用するのは避けましょう。マスクの表面には風邪の菌やウイルスが付着しているため、一度つけたマスクを放置するのも二次感染を招く恐れがあり好ましくありません。

一度外したら新しいものにつけ替え、古いものは直接触れないように袋などに入れて捨てましょう。

サイズの合わないマスクはNG

マスクはきちんと顔にフィットさせて初めて効果を発揮できます。そのため、顔に合ったサイズ選びが重要です。マスクを買う前に以下の手順でサイズを確認してみましょう。

①親指と人差し指で「L」の形を作る
②指を「L」の形にしたまま、耳の付け根の一番高い部分に親指を、鼻の付け根から1cmほど下がったところに人差し指が来るようにする
③ ②の際の親指と人差し指の距離を確認する
10.5cm~12.5cmの場合は小さめサイズを、12cm~14.5cmの場合はふつうサイズを、それ以上の場合は大きめサイズを選ぶのがおすすめです

【お役立ちTIPS】職場でのマスクマナー!こんなときマスクをしたままでOK?

日頃から健康管理に気をつけていても、大切な会議前に風邪で咳が止まらない…なんて経験がある人もいるはず。そんな時、マスクをしたまま上司や取引先に会うのは失礼ではないかと頭を悩ませる方も多いでしょう。

ここからはお役立ちTIPSとしてビジネスシーンでのマスクマナーを解説します。

咳やくしゃみが止まらない場合は基本的にマスクをしてもOK

マスクをつけていると表情がわかりにくいため、相手によっては失礼と捉えられることもあります。しかし、症状が重く咳やくしゃみが止まらない場合は相手に菌やウイルスをうつさない気遣いも重要です。また、誰しも咳やくしゃみをした際にしぶきが飛んでくるのは不快に感じます。そのため、オフィスで咳やくしゃみが止まらない場合はマスクをつけた方が良いでしょう。

ですが原則として上司や取引先と会う際はマスクを外すのがマナーです。症状がひどくてマスクを外せない場合は代理の人に頼むなどの配慮をしましょう。どうしても自分が同席しなくてはならない場合は「うつしてしまうと申し訳ないので」と一声かけた上でマスクをつけて同席するのがおすすめ。

風邪対策なら打ち合わせではマスクを外す

咳やくしゃみが止まらない場合は状況に応じてマスク着用が好ましい一方で、特に症状が無くあくまで対策目的なら上司や取引先と打ち合わせする際はマスクを外しましょう。通勤途中などオフィスの外ではマスクをしていても、打ち合わせの席においてマスクで顔が隠れたままなのは失礼にあたるので外すのがマナーです。

睡眠中こそマスクで喉の潤いをキープ

外出先ではマスクをしても、家ではマスクをしない方も多いのではないでしょうか。実は眠っている時間こそマスクで風邪対策をするチャンスです。

睡眠中にマスクをすると、夏の冷房や冬の乾いた空気から喉の潤いを守ってくれます。風邪を対策したい方はぜひ、睡眠中にこそマスクを使ってみてください。

喉の乾燥は風邪対策の大敵

喉や鼻の粘膜には「繊毛」と呼ばれる部分があり、ウイルスや細菌の侵入をできるだけ少なくし体を守る働きをしています。人間にとって心強い味方の繊毛ですが、最大の弱点は乾燥です。喉の粘膜が乾燥すると繊毛の働きが悪くなってしまい、粘膜のバリア機能が損なわれてしまいます。

そのため、特に喉が乾燥しやすい睡眠時はマスクをしたり加湿器をつけたり、喉に十分な潤いを与える工夫が必要です。

睡眠中に口呼吸になることで喉が乾燥しているケースも

眠っている間は無意識のうちに口呼吸になっていることも多く、口呼吸になると口内にある水分が蒸発し、喉の乾燥を招くため起床時に喉がイガイガするなど不快感の原因になります。いびきをよくかいたり、起床時に喉の乾燥を感じたりする人は無意識のうちに口呼吸になっている可能性が。心当たりのある人は、マスクや部屋の加湿で喉を乾燥から守る工夫をしましょう。

マスクをして寝ることで乾燥を防ぐことができる

睡眠中に喉の粘膜を乾燥から守る方法で最も手軽なのが、マスクをして眠ること。マスクをすると口内の水分が逃げていくのを防ぎ、喉の潤いを保てます。眠る前にマスクをするだけなので、毎日続けやすいのもメリット。

風邪が流行ってきた、起床時の喉のイガイガ感が気になった時は睡眠中のマスクを試してみましょう。喉の潤いを保つことで繊毛のバリア機能がきちんと働き、菌やウイルスから体を守ってくれます。

マスクを上手に使って風邪対策を!

風邪対策には様々な方法がありますが、中でも手軽にできる対策がマスクです。マスクの着用で風邪の感染を100%防ぐことはできませんが、正しいつけ方で着用すれば風邪にかかったり風邪をうつしたりするリスクを低くすることができます。

マスクは睡眠時の喉の乾燥対策としても役立つため、マスクを着用して寝ることをおすすめします。今回紹介したポイントを押さえて正しくマスクをつけましょう。

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