【花粉対策】押さえておきたいマスクを有効に使うコツ

【花粉対策】押さえておきたいマスクを有効に使うコツ

厚生労働省の公式サイトによると、スギ花粉症の有病率は全国で20%を超えると言われており、その低年齢化も指摘されています。花粉アレルギーがある人にとっては、マスクは欠かせないものとなっているのではないでしょうか。ここでは、おすすめの花粉対策マスクやスプレー、マスク着用のマナーについて紹介します。

マスクと花粉対策

花粉といえばマスクをイメージする人も多いほど、マスクは花粉対策と関わりが深いもの。実際、マスクは花粉に対してどれほど有効なのでしょうか。また適切なマスクの選び方はあるのでしょうか。

マスクは花粉対策に役立っているの?

マスクは、つけることによって吸い込む花粉を1/3から1/6に減らすことができるため、症状が軽減すると感じる人が多いと言われています。ただし、マスクをつけていても顔とマスクの間に隙間ができてしまうとそこから花粉が入ってきてしまうため、十分に対策できているとは言えませんので、自分の顔にフィットするマスクを選ぶことが大切です。

マスクには様々な形がある

マスクの主な形には、平型・プリーツ型・立体型の3つがあります。

平面的な平型のマスクにはガーゼを使われることが多く、保湿性、保温性ともに高いのが特長で、口腔内の乾燥や、暖房による乾燥からのどを守るのに有効です。

ひだ状になっているプリーツ型は、口の動きに合わせて柔軟に対応できるのが特長で、会話をしてもマスクがずれにくい利点があります。また、プリーツを広げると空間ができるため、鼻や口を圧迫することなく楽に呼吸ができます。

立体型は、顔にフィットするようにデザインされているのが特長で、花粉をしっかりブロックします。口元に立体空間ができるため、息をしやすい、話しやすいなどのメリットもあります。

自分に合ったサイズのマスクを選ぶことが大切

花粉対策でマスクをするときには、自分の顔にフィットするサイズのマスクを選ぶことが大切です。家族で同じサイズのマスクを使う家庭もあると思いますが、大人の男性の顔にフィットするマスクだと女性や子供が使用したときに隙間が出来てしまいがち。小さめのマスクや子供用のマスクなど、マスクをつける人の顔にフィットするマスクを選ぶようにしましょう。

花粉症の方必見!花粉対策におすすめのマスク

花粉対策をしようにも、さまざまなマスクが販売されていて、どれを買っていいか分からない!と迷ったことはありませんか?ここからは花粉対策におすすめのマスクを紹介します。

花粉99%カットマスク

フィッティ シルキータッチ 耳ゴムふわり 30枚入

シルキータッチ 耳ゴムふわりは、99%カットフィルタにより花粉やウイルス飛沫などをしっかりとブロックしてくれます。また耳が痛くなりにくい「耳にやさしい幅広ふわふわゴム」を使用しているため、長時間マスクを着用する花粉シーズンにおすすめです。

ガーゼとコットンでインナーマスク

環境省が推奨している手作りインナーマスクの作り方をご紹介します。インナーマスクとはマスクの内側にガーゼを当てること。どんな市販のマスクでも、インナーマスクをつけることで99%の花粉をカットすると言われています。

1.市販のガーゼと化粧用のコットンを準備します。
2.ガーゼを縦横10㎝くらいにカットしたものを、2枚用意します。
3.化粧用のコットンを丸め、1枚のガーゼで包みます。(インナーマスク)
4.不織布のマスクに、もう1枚のガーゼを4つ折りにして当てます。
5.鼻の下にガーゼで包んだコットン(インナーマスク)を置きます。
6.出来上がったマスクを着用します。息苦しい場合はコットンを半分の厚さに。

花粉対策におすすめのマスク用スプレーは?

長時間マスクをつけていると、呼気がこもるためリフレッシュしたいと思うこともありますよね。マスクが活躍するシーズンになると、それに合わせて様々なマスク用スプレーが登場します。そのなかから花粉シーズンに使えるマスク用スプレーを紹介します。

ブリーズイージーマスクスプレー(パーフェクトポーション)

パーフェクトポーションの「ブリーズイージー マスクスプレー」は、レモン、ユーカリ、ティーツリー、ペパーミントなどの天然精油が、スッキリ爽やかな気分にさせてくれるマスクスプレーです。リフレッシュしたい時にマスクにシュッとスプレーするだけで日常がアロマ空間に。

マスクスプレー(生活の木)

生活の木の「マスクスプレー」は、除菌効果のあるレモンバーム精油とフランキンセンス精油配合。グリーンハーバルの爽やかな香りをマスクに吹きかければ、リラックスした時間が過ごせます。

アロママスクスプレー(DEER)

「アロママスクスプレー」は、花粉症に有効なユーカリ、ティーツリー、ペパーミント、ラベンダーの4つの精油をブレンド。気持ちをリフレッシュさせ、爽快な気分で1日を過ごしましょう。

アロマスプレー マスクフレッシュ(アロマスター)

アロマスターの「アロマスプレー マスクフレッシュ」は、爽快感のあるオレンジをメインに、リラックス効果のあるベルガモット、ラベンダー、カモミールローマン、ユーカリ、マジョラムの精油をブレンド。爽やかな柑橘系の自然な香りに癒されます。

マスクしたままはマナー違反?こんな時どうする?

花粉症の人にとって、マスクはもはや必要不可欠と言っても過言ではないでしょう。しかし、仕事で接客や面接をする人もいます。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。冠婚葬祭でのマスク着用はマナー違反なのでしょうか?シーンごとにご紹介します。

ビジネスシーン

商談や面談などビジネスシーンでは、前もってマスクは外しておきましょう。しかし、マスクなしでは鼻水やくしゃみが止まらないような状態であれば、かえって失礼にあたることも。そのような場合は先方に状況を説明し、マスクをつける了解を得た上でマスクをつけましょう。

マスク着用中は、口が覆われ言葉が不明瞭になる可能性や、顔の約半分が覆われ表情がわかりづらくなる可能性があるため、電話応対やプレゼンテーションのときも、マスクは外すよう心がけましょう。

お葬式

お通夜やお葬式に参列する機会は、突然やってきます。風邪や花粉アレルギーなどで咳や鼻水の症状がある場合は、マスクをつけたまま葬儀に参列してもマナー違反には当たりません。ただお焼香をあげる時や受付などで挨拶をする際は、マスクを外しましょう。その際、マスクを顎につけたままだと失礼に思われることがあるため、きちんと外すことを心がけましょう。

また喪主や親族であってもマスク着用に問題はありません。ただし喪主という立場上、挨拶をしたり人前に立ったりするシーンは必然的に多くなり、言葉が聞き取りにくくなってしまったり、中にはマスク着用を失礼だと感じる人もいるかもしれません。挨拶時に一言添えるなど配慮しましょう。

結婚式

結婚式や披露宴などのハレの日においては、基本的にマスクはつけないのがマナーとされています。式が始まる前まではマスクをつけていても問題ありませんが、新郎新婦の前では式前だとしても外すよう心がけましょう。

式が始まった際は、ハンカチで代用するほか、どうしても体調が優れずマスクが必要な方は、結婚式を欠席するのもマナーのひとつです。

マスク選びが花粉対策のキーポイント

花粉が飛散するシーズンにマスクが欠かせない方は、きちんと自分の顔に合ったサイズのものを選び、できるだけ花粉をブロックしてくれるマスクを選びましょう。花粉シーズンには手放せないマスクだからこそ、着用のマナーも知ったうえで花粉シーズンを乗り越えてください。

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